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Adobe Media Server (アドビ メディア サーバー、AMS)は、アドビシステムズのデータ&マルチメディア・サーバである。元はマクロメディアの製品であった。Adobe Media Server は、Adobe Flash Player と共に動作し、メディアクリエイトやマルチユーザRIA(リッチインターネットアプリケーション)を提供する。サーバーサイドのプログラミングにもActionScriptを使用する。バージョン2以前はFlash Communication Serverという名称だった。バージョン5以前はFlash Media Serverという名称だった。 == 履歴 == 2002年3月15日、マクロメディアからFlash Player 6がリリースされた。このバージョンは、まだリリース前であったFlash Communication Server MXに関する機能を含んでいた。 2002年7月9日、バージョン1.0がリリースされた〔Communication Server 1.0 Press Release 、米Macromedia、サーバー製品「Flash Communication Server MX」をリリース 〕。名称はFlash Communication Server。NetConnection、SharedObject、NetStreamオブジェクトを含む基本的な機能が含まれていた。 2003年3月27日、バージョン1.5がリリースされた〔Communication Server 1.5 Press Release 〕。このバージョンでは、HTTPトンネリングとLinuxがサポートされ、無償の開発者版も提供された。 2005年11月15日、バージョン2.0がリリースされた〔Media Server 2 Press Release 〕。このバージョンからFlash Media Serverに名称が変更されたが、バージョン番号は継続された。バージョン2.0では、Flash Player 8の新しいビデオCODECである VP6 がサポートされた。しかし、Flash Player(バージョン10.1時点)ではSparkのエンコードしか出来ない。このバージョンからロードバランスを容易に実現するエンタープライズ向けedge-originサーバーがサポートされた。 2007年12月4日、バージョン3.0がリリースされた〔Flash Media 3 Press Release 、アドビ、H.264やHE-AACに対応した「Flash Media Server 3」を発表 〕。Flash Player 9 update 3 に対応し、H.264 や AAC が使えるようになった。 2009年1月13日、バージョン3.5がリリースされた。RTMPでのダイナミックストリーミングやライブストリーミングのポーズ・シーク対応など。 2010年9月13日、バージョン4.0がリリースされた。このリリースでは、フル64bitサポート、更にセキュアなマルチプロトコルストリーミング、RTMFP (IPマルチキャストブロードキャスト、マルチキャストの融合、ピアアシストネットワーク)、強化されたバッファ、絶対的タイムコード、RTMP QoSの改善、容易なプレーヤー開発、高速なRTMPダイナミックストリーミングサーバーとHTTPサーバとのスイッチング、HTTP Dynamic Streaming がサポートされた〔Flash Media Enterprise Server 4 Datasheet 、ニコ生支えるFlash Media Serverに新バージョン 〕。 2011年9月8日、バージョン4.5を発表。iOS 向けの HTTP Live Streaming 対応など。 2012年10月8日、バージョン5.0を発表。このバージョンより Adobe Media Server に名称変更。Protected HTTP Live Streaming (PHLS) 対応など。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Adobe Media Server」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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